アルコールセンサーを使う

Arduino

アルコールセンサーモジュールを手に入れました。

電子工作ステーションで税込み335円です。

アルコールセンサーモジュール(MQ-3)

これをArduinoで動作させます。

MQ3には4本のピンがあります。ピンは順番にVcc,GND,DO,AOです。Vccには5Vをつなぎます。GNDはGNDですね。

DOはアルコール検出値がしきい値を超えたらデジタル値HIGHを出力します。しきい値は半固定抵抗で調節できます。DOはP8に接続しましょう。

AOはアルコール検出の状況に応じたアナログ値を出力します。このピンはA0に接続しましょう。回路図は以下のようになります。

右の写真は実際の配線の様子です。

次に下のスケッチを書いていきます。

1行目:LEDをArduinoの2番ピンに接続する。
3~6行目:初期設定
9行目:しきい値sv0の設定。センサーのアナログ出力電圧の値がこの値より大きければアルコールを検知したことになる。
10行目:変数の定義
11行目:ArduinoのA0ピンの値を読み取る。すなわち,センサーのアナログ出力値である。

12行目:センサーの出力電圧値を計算する。
13~14行目:その値をシリアルモニターへ出力する。
15~16行目:その値がsv0よりも大きければLEDを点灯する。それ以外はLEDを消灯する。
17行目:1秒待機して戻る。

sv0はシリアルモニターの値を参考に設定してください。

動作結果を下に示します。

     シリアルモニターの様子
   アルコールセンサーの動作(ティッシュにアルコールをしみこませています)

無事に動作しました。ちなみに今回はセンサーのDO端子は使いませんでした。使い方は皆さんで考えてください。それでは飲みすぎに注意しましょう!

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