Raspberry Pi Pico 2Wで温度を計測する

Raspberry Pi

はじめに

いつものように電子工作ステーション高精度気圧・温度センサーモジュール (BMP280)というものを290円で購入した。今回は、これを用いて温度計測を行う。

BMP280の外観

今回は、計測値をI2Cで通信して取得する。そのため、利用する端子はSCLとSDA、およびVCCとGNDのみである。このセンサーのI2Cアドレスであるが、データシートなどがなく、自分で調べなければならない。いかにそのプログラムを示す。

I2Cアドレスを調べるプログラム

まず、Pico2Wと温度センサー(BMP280)を用いて以下のような回路を組む。簡単な回路ですね。GP16、GP17の意味は以下のピン配置図を参照してください。

Thonnyで以下のプログラムを作成しました。まず、I2C通信のためのピン番号とチャンネルを設定します。その後、実際に通信を行った結果、アドレスが表示されます(以下の図)。

この結果、BMP280のI2Cアドレスは0X76(16進数)であることがわかりました。

温度を取得する

では、実際にPico2Wで温度を計測してみましょう。プログラムは以下のようになります。

ただし、このプログラムではbmp280のライブラリを用います。このサイトから、bmp280.pyをダウンロードし、Pico2Wのストレージ上のlibフォルダにおいてください。動作結果は、以下の通りです。

おわりに

なんとか温度計測(ついでに気圧も)ができるようになりました。bmp280ライブラリが使えることによりプログラムが簡単になります。開発者の方、ありがとうございます!

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