Raspberry Pi Picoで電圧を読み取る

Raspberry Pi

はじめに

Picoも当然、アナログ入力が使えます。アナログ入力端子は下図の「ADC0」「ADC1」「ADC2」の3端子です。Arduinoよりは少ないですね。

ボリュームの状態を読み取る

以下に回路図を示します。回路は36番端子から出力される3.3Vの電圧をボリューム(可変抵抗)で分圧し、その値を31番端子(アナログ入力端子)で読み取るものになっています。実際の配線の様子は、以下の写真のようになります。

プログラムは以下のようになります。

内容は
1,2行目:必要なライブラリをインポートします。ADCが初登場です。
4行目:ボリュームの真ん中の足を0番ピンに接続します。分圧された値です。
5行目:アナログ入力端子に加わる電圧の最大値を3.3Vに設定します。35番端子を使えば、この値を変えることができます。
7行目:0番ピンに加わる電圧をAD変換します。電圧値は実際にはデジタル量で表現されます。
9行目:以下の動作を繰り返します。
10行目:0番ピンから読み取った電圧値を0~65535のデジタル量に変換し、valueに代入します。
11行目:valueの値から電圧値を計算し、voltに代入します。
12行目:valueとvoltの値を0.5秒ごとに表示します。

まとめ

Picoでもアナログ入力を使えることがわかりました。アナログ入力端子が3つと少ないですが、私の使い方では十分な数です。

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